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マテ茶は、世界三大飲料のひとつ
マテ茶は、イエルバ・マテ(Yerba Mate)の葉を加工したもので、ブラジル・アルゼンチン・パラグアイの3か国で生産されています。コーヒー、紅茶とならび世界3大飲料のひとつで、南米を中心に世界中の人たちに愛飲されています。
日本茶や紅茶、ウーロン茶がツバキ科なのに対して、マテ茶は、モチノキ科に属する常緑樹です。葉は、互生の楕円形で周囲が鋸歯状になっています。
パラグアイのグァラニ族が活力を与える不思議な木として飲用を始めたことが起源とされ、彼らは、「神々の金」と呼び、後に欧州では「インディオの緑の金」と称されていました。
マテ茶は、飲むサラダ
インカ帝国以前の時代から1000年以上もインディオの人たちに飲み継がれてきたマテ茶。肉食中心で日本人の3倍以上もの肉を食べる反面、野菜をあまり摂取しません。このような食習慣を持つ南米諸国の人々に、生活習慣病の発症率が低く、肥満も少ないのは何故かと欧米の研究者が調査した結果、マテ茶を習慣的に飲むことにより、健康が維持されていることが判明しました。
マテ茶は、身体に良い。南米では「飲むサラダ」と言われ、多くの人たちに愛飲されています。
パスツール研究所とパリ科学アカデミーは、イエルバ・マテ(マテの正式名称)ほど栄養価の高い植物を世界で他に見つけることが困難であるとしています。さらに、マテには生命維持に必要なミネラルやビタミンが豊富に含まれているとの調査結果まで発表しています。
マテ茶の種類
マテ茶には、グリーンマテとローストマテの2種類があります。収穫した葉を脱水、乾燥、粉砕し、熟成させるグリーンマテとグリーンマテをさらに、焙煎したローストマテです。ローストすることにより、一部の成分の含有量は、グリーンマテより減少してしまいますが、青みや苦味の強いグリーンマテに比べ、香ばしくなり、日本人には馴染みやすくなります。
フェデリコマテのプレミアムグリーンは、ローストしなくても、えぐみや雑味がなく、すっきり飲みやすいのが特徴です。
豊富なミネラル
マテの高い抗酸化作用
カフェインによる刺激が少ないマテ茶
マテ茶に含まれるカフェインは、コーヒーの1/4、紅茶の1/3、煎茶1/2程度と、他の飲料と比べて、カフェインの含有量が少ないため、胃腸にも優しく、カフェインによって誘発される神経の興奮作用が少ないと言われています。
また、南米初のノーベル医学賞を受賞したアルゼンチンの生理学者バーナード・ウーサイ博士は、マテ茶に含まれるカフェインと似た構造を持つアルカロイド類の混合体(カフェイン・テオブロミン・テオフィリン)を「マテイン」と命名。
カフェインが中枢神経に強い興奮をもたらすのに比べ、このテオブロミンやテオフィリンは、 中枢神経に穏やかに働きかけ、利尿作用や血行促進を促す作用があるため、高血圧の予防や冷え性の改善に効果があると報告しています。
そのことから、マテ茶は、身体に負担のない適度な刺激性と栄養を兼ね備えた世界で最もバランスのとれたパワー飲料といえるでしょう。サッカー大国の南米を中心に多くのスポーツ選手も愛飲しているのも納得です。
カフェインを含むアルカロイド類は高温で抽出される性質があるため、水出しで抽出すればさらに安心してお飲みいただけます。